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「羊をめぐるマーケティング=A WILD-SHEEP-CHASE MARKETING」のベータ版である「戦略的クロスメディアマーケティング」の出稿原稿ライブラリーです。
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2004年 09月 21日
商品情報のデジタル化は、わが国ではどういうわけか印刷業界がリードしてきた。印刷にお金をかけたくないという理由でアメリカで発達したDTP、その導入に一番熱心だったのが印刷業界であったのは皮肉なことだ。Webの草創期もそうだった。今、Webの位置づけが濃くなる度合いに応じて、印刷業界は変革をせまられている(らしい)。たとえば次のような発言があります。
かつてワンソースマルチユースが叫ばれた時は、印刷のソースを前提にして、印刷のオプション的な位置付けに電子メディアを置いていた。しかし今日の電子メディアは、一方では情報インフラとして印刷ソース以前のところに潜り込み、もう一方で販促などではどんなメディアを使おうとも販促予算は一定という前提があるので、マルチメディアは印刷のオプションには成りえず、印刷と電子メディアの両方を行って1+1=1という支払いになろうとしている。かなり的確な現状分析です。しかし、どうしてこんな情けないことになってしまうのでしょうか。答えは「ワンソースマルチユース」にあります。印刷業界は「マルチユース」に目がくらんで「ワンソース」が見えなかったんですね。ソースつまりコンテンツ制作はマルチのおまけでタダ、みたいな風潮があってクオリティ・コントロールを自ら放棄したんですね。今でも見えてないようですが。 わがクロスメディア・マーケティングは「コンテンツは王様」ですからね。予算が決まっているなら、半分をコンテンツ制作に振り分けるようクライアントを説得します。もちろん最初から「すべての情報はWebへ」となります。残りの半分の使いみちは費用対効果でチョイスすればよいわけです。コンテンツを無視し続ける限り、印刷業界には申し訳ないですが「主たる収益が印刷物から出る」時代にはもう戻らないと思います。
by contentscreate
| 2004-09-21 17:52
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